LIVE REPORT
A.R.T ~Art Revolution Tour 2015~ LIVE REPORT!!
2015年6月4日(木)於:札幌COLONYを皮切りに、ついに始動したDerailers A.R.T ~Art Revolution Tour 2015~。
その一本一本の熱気にあふれる現地レポートをお届けします!!! by Staff TS
◆6月30日(火)於:心斎橋 JANUS ★NEW★
いよいよツアーファイナル。その地となる大阪にDerailersはいた。
心斎橋JANUSはライブハウスとクラブの要素を合わせ持つ、おしゃれな会場である。
いつものように、ジャムセッションが始まり、幕が開いた。なんと、最終公演にして、
メンバーの立ち位置が変更されているではないか。日々進化を遂げるべく、
音の環境やグルーヴ感を大切にしているバンドだからこそ、新しい展開を日々求め、
それを実行していく姿がはっきりと感じられた。
いつもよりセンター寄りに構えたAi Ishigakiが、激しくギターをかき鳴らす。
Ju-kenは、どっしりと構え、独特のベースフレーズを、1音1音大切に、奏でている。
Rueedは、バックの演奏に、独特のテンポで歌を重ねていく。
ツアーファイナルにして見えた、Derailersというバンドが絶えず進化していく姿、
そしてどの音楽ジャンルにも属さない、オリジナルな音を追求していると言うことを実感した。
このツアーを経て、バンドの試行錯誤、そして日々のチャレンジが、今日のこのステージに見えていた。
Derailersにとっては、完成形などないのである。
このツアーで進化した、次のDerailersのSHOWは間違いなく、ヤバいはずだ!!
心斎橋JANUS店長:岸本さんより
Derailersを始めてみさせていただきましたが、思っていたよりグルーヴィーで
大きな可能性を感じました!!
◆6月29日(月)於:京都 VOXHall ★NEW★
Derailersが京都に帰ってきた。会場は違えど、去年もライブで訪れた街だ!
京都VOXHallは、独特の雰囲気を持った会場だった。客席から見下ろす形でステージがあり、
どこの場所からでもステージを見やすくなっている。
機材のセッティングチェックの流れで音を出すと、それが心地よいグルーヴになり、
恒例となったセッションが始まる。そしてゆっくりと、Rueedが登場し、声を重ねる。
しかし、一気にテンポが上がってAi Ishigakiがギターリフを弾いた瞬間、
そこはダンスホールへと変わった。メンバーのテンションも一気に上昇、
バンドとして本数を重ねてきただけあって、息もぴったりだ!!
オーディエンスがハンズアップをしっぱなしの京都の夜であった。
VOXHall店長:有堀さんより
音符の位置、タイム感が、曲によって変わるので、曲の価値観が幅広いと思いました。
是非また京都でやって下さい!
◆6月26日(金)於:渋谷 VUENOS
Derailersツアーも残り3本。
今日は、小雨の中、ツアー唯一の東京公演だ!
会場も、ライブハウスと言うよりも、クラブとしての利用が多い、独特の雰囲気を持つ会場VUENOS。
Rueedはソロで、何度かこのステージには立ったことがあるとのことだが、Derailersのフロントマン
としては勿論、初のステージとなる。
場内はすでに満員すし詰め状態、転換中はDJが会場を盛り上げてくれている。
そして準備は整った、いよいよDerailersの登場だ!
サウンドチェックをするドラムの叩くビートに、自然とベースが絡んでくる。
ギターとキーボードも自然に加わり、そのジャムセッションから、心地よいサウンドが聴こえてきた。
セッションのテンポも徐々に速くなり、そのままDerailersのステージに突入!独特のギターイントロ
を奏でた瞬間、会場のテンションは、一気にMAX状態となった。メンバーも負けじとハイテンション
で答え、Ai Ishigakiは、立ち位置を離れ、ステージ前方で、煽っている。これがライブならではの空気感だ。
あっという間のステージが、物足りなさすら感じる。とにかく凄いステージだった。
VUENOS店長:田中さんより
Derailers、マジやばい!ハンパない!ハッピーな気持ちになりました。
明日から、また頑張れる気持ちにさせる音楽でした。
◆6月24日(水)於:福岡 CB
Derailers初の福岡ライブである!
小雨の降る中じめじめした空気かと思いきや、ひとたびライブが始まれば
重低音に飲み込まれ、いつものようにテンションはどんどん上がっていく。
日々思うことなのだが、Derailersのライブは、初めて見る者をも魅了する独特のリズム感があるのだと感じる。
Rueedが、MCでも言うように、好きな音楽のジャンルや今まで聴いてきた音楽のジャンルなどは関係なく、
『今一番、危なくてやばいバンドがDerailersだって事を魅せに来たぜ!』その言葉の通り、自然と体が揺れてくる。
それがこのバンドの世界観なのだ。
ライブが終わっても、それを名残惜しむように、みんな余韻に浸っているのが印象的だった。
このやばいバンドのサウンドを近いうちにまた、福岡で響かせてもらいたいと願う。
福岡CB店長:堤さんより
サウンドばっちり!とても楽しいライブでした。
是非、また福岡に来て下さい!!
◆6月23日(火)於:岡山ペパーランド
今回のツアーもいよいよ終盤戦、今日は岡山公演だ。
ここ、ペパーランドは、ギターのAi Ishigakiが20年前に訪れたというステージだという。Ai Ishigakiにとって、
当時と変わっていない、懐かしさを感じながらのステージとなった。
Rueedも『俺たちの音楽は、誰かにやれと言われてやっている音楽じゃない!自分の好きな音楽を知っている奴、
ハンズアップ!俺たちも、自分たちが好きで、かっこいい音楽を届けに来たぜ!!』と、強いメッセージのMCを展開。
会場のPAがアドリブを効かせて、Rueedの声にディレイをかける等、こういう機転の利いた演出も、バンドに対する
エールの表れであろう。
このステージは、40年余りの歴史が有り、数多くのバンドが立ってきた。
Derailersによるまた新しい足跡が残せた夜であった。
岡山ペパーランド店長:能勢さんより
Ishigakiさんにも久しぶりにお目にかかれて嬉しかったですし、素敵なグルーヴを聴かせてくれるDerailersの今後が楽しみです。
若手バンドのお手本となるサウンド、もっともっと多くの人に、聴いてほしいサウンドだと思います。
◆6月20日(土)於:GREEN HILL 横須賀
この横須賀は、Rueedが育った街、待ちに待ったホーム公演だ!!
ご存知の通り、ここ横須賀は異文化が感じられる街であり、Derailersにとっても新しいページを刻む日となった。
初のオールナイト公演ということもあり、かなり遅い時間からのスタートである。
お酒も入り、耳の肥えた、クラブ通の客たちで自然と揺れている会場内、ここで生ぬるい演奏をすれば、
直ちにブーイングの嵐にさらされるであろう。しかし、まったく動じずにステージに登場したDerailers。
いつものように大きなサウンドの渦で、会場を揺らしていく。オープニングのジャムセッションの中、
バンドの渦が頂点に達した時、ここでRueedの登場。いつもより、サウンドが、ダイレクトに伝わってくる気がする。
クラブという場所も、Derailersのサウンドにとって、また新たなアタック感を感じさせてくれるところである。
今日はサプライズがあり、Derailersの演奏に、イベントプロデューサーでもある卍LINEが、飛び入り参加、
Rueedと、卍LINEのMCバトルを繰り広げる。
『この横須賀が、俺のホーム』と言いながらいつもよりリラックスしている様子のRueed、これは貴重なステージだ。
ステージをやり切り終えたDerailersだったが、ここからがオールナイトイベントの醍醐味、メンバーはステージに再度登場、
楽器を手に演奏を始めた。時刻は、AM5時頃、うっすらと外は明るくなってくる時間だ。にもかかわらず、本当に
楽しそうに演奏するメンバー、オーディエンスと一体となり、会場は再び大きく揺れた。シナリオも無く、ただ純粋に
音楽が好きだという集まりが奏でているサウンドは、そこにいた者でなければ体験できないライヴそのものであった。
GREEN HILL店長:今さんより
Rueedの地元、横須賀でDerailersが見られて良かった。
心地よいサウンドをくれ、イベントも盛り上げてくれて、
楽器の持つ、可能性を改めて感じさせてくれた。ありがとう。
◆6月19日(金)於:ヘブンズロック熊谷
ヘブンズロック熊谷公演、あいにくの雨模様、梅雨まっただ中の公演となった。
ツアーもいよいよ後半戦に突入。ツアーを当初から見ていて日々感じることは、ステージの上での彼らが、
各会場で、毎回会場環境やオーディエンス、メンバーのテンション等全てが異なる中、その変化と向き合い、
彼らのサウンドの密度を、目に見えて向上させている事である。
この日は、キーボードにMARIが参加、今までとは違うタッチでのサウンドを聴かせてくれた。
この新しい風も、今のDerailersには、大きな武器となるのではないだろうか。
Derailersの演奏は、生楽器での演奏だからこそ、全てミュージシャンの呼吸次第で変わってくる。
この緊張感も、ライヴ会場での醍醐味だ。気温の高さで有名な熊谷だったが、
その中でもこのライヴハウスは一番の暑さになった夜だった。
ヘブンズロック熊谷店長:黒田さん
凄く心地の良いサウンドで、リズムが気持ちよく聴かせていただきました。
色んなサウンドが詰まっていて、色んな可能性を感じるバンドでした。
また是非、熊谷に来て下さい。
◆6月16日(火)於:F.A.D YOKOHAMA
ツアー7本目、今日は横浜。今日でツアー前半戦を終えるDerailers。
昨日の勢いそのままに、ステージに登場!!
日々セットリストも変わっていく中で、今日はかなり攻撃的だ。
RueedがMCでも『ここ横浜は、音楽を教えてもらった街。』と言うだけあって、
色んな思いが重なって、セットリストを変えたんだな、というようにも感じる。
オーディエンスとの掛け合いも、Derailersのステージには欠かせない要素になってきた。
このまま後半戦も、きっと揺れるようなグルーブを見せてくれるはずだ。
F.A.D YOKOHAMA:夏目さんより
グルーヴ感の有る素晴らしいLIVEでした!
凄く良かったです!またF.A.Dに出演して欲しいです!
◆6月15日(月)於:千葉LOOK
ツアーも関東近郊シリーズの真っ最中!!
ここ千葉LOOKは老舗のライブハウスとして有名で、数多くのバンドがこのステージに立っている。
さて、今夜はこのステージをどのようにDerailersは飾ってくれるのか?
ステージは多くのライブハウスの中でも小さく、ステージの高さも低い。
しかし、LIVEが始まれば、そこはまるでダンスホールとなった。
1曲目からハイテンションなナンバーで攻めるDerailers、今日のテンションは、かなりのアゲアゲ状態だ。
テンションが上がりすぎてか、1曲目でGUITARのAi Ishigaki が弦を切ってしまうアクシデントが発生!!!
それも、LIVEならでは。Rueedが突然のMCでつないでいる最中も、
そこにはしっかりとDerailersタイムが流れていた。
『ここ千葉が一番、暑い場所だと思う奴、ハンズアップ!!』
オーディエンスも手を上げ応える。こういう掛け合いもLIVEの醍醐味と言えよう。
日々進化しながらも、LIVEという空気をたっぷりと感じさせてくれた千葉の夜だった。
千葉LOOK:斉藤さんより
ステージと曲の完成度がある。
トリをやってもらいましたが、アンコールが来なかったのが残念。
お客さんを乗せ切れてなかったのかな?
もっともっとお客さんが欲しがる演奏を次は期待しています。
◆6月12日(金)於:高崎club FLEEZ
ロックの聖地と言われる街、高崎。「伝説」と言われるバンドが多く誕生していった街である。
このロックの聖地に、Derailersが初登場!!
ライブハウスといえど、今日のステージは広く、会場も大きい。
Derailersは、この大きなステージを狭くさえ感じるほど、熱い演奏を繰り広げていた。
ここ高崎にも、自然と音の渦が生まれ、その渦が大きくなっていくのがわかる。
日に日に、バンドの音は分厚く、そして声はダイレクトに聴こえてくる。
バンドの成長を日々感じられる、これこそ、ツアーの醍醐味である。
親戚が高崎にいるということで、「高崎は第二の故郷」と言っていたRueed。
今日の足跡が消えない内に、またここでDerailersを見たいと感じた夜であった。
高崎club FLEEZ店長:本多さんより
気持ちよく聴かせていただきました。
LIVEじゃないと伝わらないことを見せてくれたし、
この”わくわく感”が止まらない感覚が、とても良い!
このツアーという旅で、また一つも二つも大きくなっていくバンドが楽しみです。
また、高崎で待っています!!
◆6月11日(木)於:ヘブンズロックさいたま新都心 VJ-3
ツアー4日目、さいたま新都心での公演となる。
天気予報は雨だったが、太陽が出て、汗ばむくらいの気温だ。
しかしこの日のステージでは、その気温をも大きく超える熱気となった!!
毎回セットリストを変えてくるDerailersだが、今日は、1曲目からガツンと来た!
一気に、重低音の波に飲み込まれる会場!!この大きな波が会場を1つにしていく。
Rueedも、大きなステージを右へ左へ大きく使って表現をする。
『今日!ここさいたま新都心が一番ホットな会場だぜ!』とオーディエンスを煽る。
そしてオーディエンスも自然と体を揺らしその声に応える。
本当に、一気に会場を1つにしてしまった。これこそDerailersのLIVEなのである!!
ヘブンズロックさいたま新都心VJ-3店長:道古さんより
このメンバーだから出せる音がここにはあります。
特に、Rueedがフロントマンとしての存在感を感じます。
まだ、ピュアな部分もあり、そこもこれからのDerailersには大きくプラスになる力です。
楽しみにしています!!
◆6月8日(月)於:静岡 サナッシュ
昨夜の興奮も冷めやらぬまま、Derailersは本日静岡に初登場!!
会場独特の、重低音を響かせながら、会場は既にお祭りのようなテンション。
飛び跳ねたり、体を揺らしたり、皆がそれぞれの楽しみ方でビートを感じている。
このツアーになってからRueedのテンションも日々変化しているようだ。
今日のMCでも『新しいキャラが出ちまった。』と自分で言うくらいのハイテンションなMCだった。
この夜が特別な夜になるようにと音楽で力一杯表現したDerailers、また新たな1ページを刻んだ夜であった。
静岡サナッシュ店長:朝比奈さんより
格の違いを見せていただきました。お酒を飲みながらもっともっとみたくなるLIVEでした。
最高のステージをありがとうございます。
◆6月7日(日)於:名古屋 UPSET
ツアー2日目。先日の札幌公演から日も空けず、2カ所目のLIVEである。
今回は、UPSETが10周年という、記念すべきイベントに呼んでいただいた。
対バンも、諸先輩方や同じステージで音を出してきた仲間たちと言うこともあり、
楽屋ではわいわいと楽しそうな会話が続いている。
しかし、ひとたびステージに立てば、各バンドがガチンコ勝負!!
Derailersは、独特のサウンドを奏でながら会場を揺らしていく。
初日とはセットリストも変え、攻めるDerailers、この日はサポートコーラスとしてKelpieも参加、
声を重ね、サウンドもさらに厚く厚くなっていく。
メンバーのテンションも大盛り上がり、体を揺らしてオーディエンスに応えている!!
場内いっぱいの観客を、一気にDerailers Worldに引き込んでしまった夜であった。
名古屋CLUB UPSET店長:中井さんより
CLUB UPSET 10周年イベントに出演ありがとうございました!!
豪華メンバーからなるレゲエをベースにポップに仕上げてるサウンドはサイコーでした。
また是非来て下さい!!
◆6月4日(木)於:札幌 COLONY
6月に入ったというのに、外はなんと気温10度!長袖でも寒さを感じる北海道である。
DerailersのA.R.T~Art Revolution Tour 2015~は、ここ札幌から、14本に及ぶツアーがスタートする。
メンバー自らが機材をセッティングし、チェックのための音を出していく。
その1音1音が重なり、ジャムセッションになり、そしてグルーヴが生まれてくる。
心地良いセッションの中、Rueedの登場だ!!Beatを背負いながら、声をかぶせていく。
ショーはいつの間にかスタートしていた。Derailersの武器である、サウンドグルーヴの世界に一気に引き込まれる。
外の寒さとはうって変わって、場内は一気にヒートアップ。
誰もがリズムに乗り、体が揺れている。
これが、DerailersのLIVEというものなのだ。あっという間の出演時間、Rueedも『まだ、5分しかやってないよ?』
それだけあっという間の初日、これから始まるツアーにふさわしい初日となった。
札幌COLONY店長:金田さんより
僕らの世代にはドンピシャのサウンド。この時代に、この音を出して
リアルにやり続けている事が凄い!!僕の欲しかった音でした。